高次脳機能障害って一体何なの?治るの? | 生存率1%の脳幹出血による片麻痺と脳梗塞による失語症を克服した上西のブログ

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高次脳機能障害って一体何なの?治るの?

      2017/06/10

高次脳機とは

僕たち人間の頭脳は、スーパーコンピューターでも敵わない能力を持っています。私はプログラマーとして仕事をしているのでよく分かるのですが、コンピューターというのはあくまでの命令通りに処理をするものだからです。最近では人工知能プログラミング(AI)が盛んに叫ばれていますが、人間の知能には到底及びません。

話しを戻しますが、コップを掴んだり、綱渡りをしたり、階段を上ったり、自転車にとなったり、車を乗ったり、テレビを見て笑ったり、言葉を使ってコミュニケーションをとったり、昨日の記憶や何年も前の記憶や経験を覚えていたりと、人間の脳は複雑なことを処理できます。

このような複雑な動きは他の動物ではできません。また人間には感情があり、人それぞれに感じ方が違います。このように人間の頭脳は、とてつもなく複雑な処理ができるようになっています。この人間らしい脳の働きを総称して「高次脳機能」と呼びます。

ですが、交通事故などの大きな怪我や脳卒中などの病気で、脳に何かしらのダメージを受けてしまうと、人間だけがもつ高次脳機能の一部が欠落してしまうことがあります。

高次脳機能に障害がおきると、記憶力が落ちてしまったり、根気が続かなかったり、判断力が低下したり、すぐに怒ったりして社会生活にうまく適応的なくなることになります。

頭脳の一部に損傷を受けるため、見た目にはまったく分かりません。障害の程度によって本人ですら気づかないこともあり、退院後家族や職場環境に戻ったときに、知らず知らずの内に周りの人に迷惑をかけていたり嫌な思いをさせてしまうことがあります。

このように高次脳機能障害は、周囲の理解を得にくいため、本人や家族にとって大きな悩みとなっています。

企業が高次脳機能障害の疑いがある人材を雇用する場合、事前にそのような障害があることを職場の人間に伝えておくことで、トラブルを未然に防ぐことができます。

 

高次脳機能障害を発症してしまう原因

・脳血管障害(脳梗塞、脳出血、くも膜下出血など)

もっとも多いのは脳血管障害(脳梗塞、脳出血、くも膜下出血など)です。
脳の血管が詰まったり、出血を起こすことで、高次脳機能を損なうものです。

・外傷性脳損傷

交通事故や転落事故、スポーツ中の接触事故などの際に頭に強い衝撃が加わることで、脳が傷ついたり(脳挫傷)、脳の神経線維が傷ついたりするものです。

・その他の原因

脳炎、低酸素脳症など

 

高次脳機能障害の主な症状と対処法

高次脳機能障害を発症すると、以下のような症状がみられます。

  • 「記憶ができない」
  • 「注意が集中できない」
  • 「計算ができない」
  • 「感情的になった」

また、認定されている高次脳機能障害の症状としては

  • 記憶障害
  • 注意障害
  • 遂行機能障害
  • 社会的行動障害

などがあります。

以下に項目ごとの解説と対象方法を紹介します。

 

記憶障害

側頭葉内側の障害により引き起こされる症状。記憶障害を大別すると、新しいことを覚えられなくなる「前向性健忘」と、過去のことを思い出せなくなる「逆向性健忘」の2つがあります。

「前向性健忘」が症状として表れると、新しいことをまったく覚えられなくなります。

日常生活の中でも約束を守れなくなったり、大切な物をしまった場所を忘れてしまったり、また自分の周囲の状況を把握できなくなるため、本人は混乱し、同じ質問を繰り返してしまします。

「逆向性健忘」が症状として表れると、発症以前の出来事や思いで仕事で覚えたスキルなどを思い出せなくなります。記憶喪失と呼ばれたりします。

・記憶障害への対処法

自らの記憶するリハビリをしながらも、通知されるような仕組みを使うとよいでしょう。

具体的には携帯電話やスマートフォンにカレンダー登録をして、時間が来るとアラームが鳴るような仕組み。またカレンダーに要件を書いて毎日見るようにすることで忘れるのを防ぐといいでしょう。

とくに手書きのメモをまめに取ることで脳が活性化されて記憶がしやすくなるという効果もあるそうです。よっと、習慣化してしまうことが良いでしょう

 

注意障害

前頭葉や頭頂葉の障害で発症する注意障害。物事に集中して取り組むことができず、ちょっとしたことで気が散ってしまいます。

集中できる時間を把握して、途中休憩を入れたりする配慮が必要です。

第三者に影響を与えてしまう具体的な症状として、会話や思考が断裂化してしまい、まとまりのない原動をとってしまったり、内容に一貫性がなくなります。

また気が散ってしまうので、与えられた仕事を途中で放り出してしまったり、人の話をメモを取りながら聞くことができなくなったりします。

ぼーっとしている時間が長くなり、呼びかけても反応が無かったりします。そのため「無視している」と勘違いされ、人間関係に亀裂が入ってしまうこともあります。

・注意障害への対処法

注意障害は継続して物事をやりつづけるのが難しくなるので、作業自体を細切れにするといいそうです。また単調な作業は気が散ってしまうことが多いので、いろいろな作業を組み合わせることで、飽きないようにする配慮も必要です。

リハビリとしては、静かな環境下で淡々と確実に作業をこなせるようにして、作業が達成したら褒めてあげることが大切です。

 

遂行機能障害

前頭葉の障害により引き起こされることが多いのが、遂行障害。

計画的に行動したり、周りの変化に対応できなくなります。話したり、書いたり、聞いたり、計算したりするなど、ひとつひとつの作業は難なくできるのに、これらの作業を組み合わせてやると要領よくできなかったりするため、仕事などに支障がでます。

また思いつきで行動してしまったり、納期まで仕事を終わらせることができなくなったり、いつまでも決断できるずに仕事の段取りが悪くなるといった症状もあります。

・遂行機能障害への対処法

いきなり創造力が必要な仕事をさせるのではなく、単純な作業や行動をパターン化し毎日やらせるようにします。

繰り返し練習することで徐々にではありますが遂行機能は上達していきます。

 

社会的行動障害

前頭葉と側頭葉の障害によって引き起こされることが多いのが社会的行動障害。

ちょっとしたことで怒鳴り散らすなど、暴力的で子どもじみた行動を起こすことが多くなります。逆に感情を失って無関心になるケースもあります。急に泣き出したと思ったら、急に怒り出したりして、周りを困惑させてしまうこともしばしばあるので、周りの人達も対応に困ってしまいます。

欲求の我慢もできなくなり、一日中お菓子を食べ続けたり、タバコを吸い続けたり、お金を手にするとなくなるまで使い続けたりします。

・社会的行動障害への対処法

無理に説得せず、話題を変えたり、場所を変えたりして気を紛らわすことが効果的です。

欲求を抑えられなくなっている場合、家族を始めとする周りの人がチェックリストやメモを利用し、自己管理をうながすようにしましょう。

 

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レポートを作りました

脳卒中の後遺症を克服する方法は、残念ながら大学病院でも脳外科のドクターからでも学べません。もちろん書籍から学べるもというのでもありません。

脳卒中を克服した人はたくさんいますが、今のところ脳出血(脳幹出血)や脳梗塞から社会復帰した実体験について学べるチャンスはほとんどありません。

僕は2つの脳の病気を克服した経験から、脳卒中の後遺症を克服する方法がおそらく世界で初めてわかりました。そしてその方法をレポートにしました。

とくに脳卒中を発症してから間もない方(発症から6ヶ月以内)のお役に立てると思います。


このレポートを読んだ人からは、

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