脳卒中による片麻痺を克服した方法 | 生存率1%の脳幹出血と脳梗塞による失語症を克服した上西のブログ

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脳卒中による片麻痺を克服した方法

      2018/06/22

・どれくらい治った?⇒100%
・どれくらいの期間かかった?⇒3ヶ月ほどである程度。2年後にはほぼ元通りにまで回復できた。
・所感⇒完全に麻痺した状態だと回復は難しい。1mmでも動くのであれば望みがあります。

なぜ、左半身麻痺が治ったのか?

僕は脳幹出血を発症した際に、左半身が不自由になってしまいました。ですが、3ヶ月ほどでお茶碗が持てるようになり、脳幹出血発症から8ヶ月後に退院しましたが、その頃で80%程度回復し、発症から2年後には、ほとんど発症前と変わらないまでに回復することができました。

しかし、片麻痺を患っている患者にとっては、もっとも治したい後遺症のひとつだと思います。

この記事では、僕がどのようにして麻痺を乗り越えることができたのか、脳卒中による片麻痺の知識と、効果があったリハビリ法、心構え、そして今話題の治療法についてお話したいと思います。

 

【大前提!】早期リハビリ開始が後遺症を軽くする

50_01画像:https://www.nhk.or.jp/kenko/atc_133.html

かつては、脳卒中発症後すぐにリハビリを行うことは、さらに状態を悪化させる要因になるということでタブーとされていました。しかし、2000年ごろからその考え方が見直され、現在ではいち早くリハビリを行うことが推奨されています。

早期リハビリ開始によって、後遺症を軽くすることができ、嚥下障害の合併症による肺炎なども予防することができています。また脳卒中による死亡の危険性を下げることがデータからも証明されています。

上の図の通り、脳卒中のリハビリは3つの時期に分けて進めていきます。脳卒中発症から約2週間までが急性期(きゅうせいき)。続いて発症から約6ヶ月間までを回復期。その後は、回復期で回復させた機能を落とさないために行う、維持期(生活期)となります。

急性期のリハビリについて

急性期のリハビリは、発症から48時間以内に開始することが望ましいとされ、身体機能の低下防止を目的としています。というのも昏睡状態など寝たきりの期間が続いてしまうと、筋肉が萎縮(いしゅく)したり、関節が固まって動きが悪くなる拘縮(こうしゅく)が起きたり、骨自体も弱くなってしまいます。また体力の低下や認知機能の低下も起こります。これらの症状のことを廃用症候群(はいようしょうこうぐん)と呼びます。

 

片麻痺改善の条件

片麻痺の回復過程には個人差があり、また以下の条件によっても左右されます。

・年齢
・ダメージを受けた場所とその大きさ
・意識障害の有無

麻痺の回復は一般的に急性期から回復期初旬(2〜3ヶ月)あたりがピークとされており、その後は緩やかな回復をし、発症から6ヶ月〜1年でほぼ打ち切りの状態になると言われています。

そして回復期(6ヶ月)を過ぎた時点でも手足に麻痺が残っている場合、その状態から完治することはほぼ不可能となります。

逆に、発症早期から麻痺が軽く、ある程度動かせる人の場合は、日常生活で支障なく使用できるレベルまで麻痺は回復すると言われています。これは僕の場合がそうでした。

脳梗塞の場合、極早期に治療(t-PA等)を行えば麻痺がほとんど残らないケースもあります。

 

関節を固まらせないようにする

人の体は脳、神経、内臓、骨、筋などが常に動いているため快適な動作や活動ができています。もし仮に一部分の動きを完全に固定して止めてしまうと、生体反応として使用しない状態と認識され、使わない組織は徐々に退化していきその能力は低下していきます。

脳卒中の後遺症による運動麻痺が起きてしまうと、より一層その機能は退化していきます。

 

麻痺が改善すると言われる治療法・リハビリ

促通反復療法(川平法)

リハビリ関係のことを調べると、一度は目にしたことがあるかも知れない有名なリハビリ方です。

麻痺した手足に正しい運動を反復(100回以上)させることで障害された神経回路の再建を図ります。脳科学の研究(NIRS: 脳血流の変化)によって、効率的に機能回復を進めることが証明されます。

どんなリハビリをするの?

促通反復療法(川平法)を用いて、セラピストが個別治療を行い、麻痺や歩行、日常生活動作の改善をめざしまます。治療効果を高めるために、不快ではない程度の電気刺激、振動刺激などを併用しておこないます。

 

僕がやったリハビリ

この記事の締めくくりに僕がやっていて有効だと思ったリハビリ方法について紹介します。

僕は脳卒中のリハビリ界では知名度の高い「ボバース法」を採用している入院型のリハビリ病院で、約5ヶ月間ほどリハビリを受けました。尚、急性期の病院を退院するときには、歩行気を使って歩くことはできていました。

リハビリ病院を退院するときには、自転車に乗ること以外の動作(歩いたり、走ったり)はできるようになりました。この経験から言えることは、別にボバース法だから良くなったとは思っていません。正直なところどこのリハビリ病院で入院していても同じくらいに回復していると思います。

それよりも最も大切なことは、自主トレーニングです。どれだけ自主トレーニングを行ったかによります。

僕は、リハビリ師とのリハビリは、自主トレーニングで何をすれば良いのかを教えてもらう場だと思っていました。ですからそれ以外の自由時間は極力、リハビリ師に教えてもらった自主トレーニングを行うようにしていました。

ですから、リハビリ師との時間だけリハビリをすれば回復すると思っているのであれば、いますぐにその考えは改めてください。

これはスポーツの世界を見てみるとよく分かるかと思います。例えば甲子園に出場するような選手は、学校での練習だけで甲子園に出れたと思いますか?

プロ野球の掛布さんは「」

グーパーをいっぱいする

die219出典:http://ochinai.com/category36/entry171.html

握って、開いて、握って、開いて

単純なリハビリ法ですが効果はあります。そしてこのリハビリは、テレビを見ている時、ベッドで横になっているときなど、いつでもどこでもできるはずです。このリハビリに効率的なものはありません。諦めないことが一番のコツと言えます。

「動け!」と頭で言っても動かない時は、動いている反対の手で補助しながらでも、動く感覚を脳の神経細胞に叩き込むようにしていました。脳は現在の医学でもほとんど解明されていません。ですから常識にとらわれ過ぎず、「自分が新しい常識をつくる!」というくらいにチャレンジしていました。

 

スポンジボールを握る・離す

無題

スポンジにこだわる必要はありませんが、柔らかいボールを使います。先ほどのグーパーと動作は同じですが、より握っている感覚を覚えるのと、握力を付けるために行っていました。

僕が使っていた『スポンジボール』です。

 

電卓

無題

指先だけを効率的に動かすことができるリハビリはないのかと考えました。

まず思いったったのがパソコンのキーボードで文字を入力することでした。

ですが、やはりかさばるのと、充電しないといけない点から、病院内でのトレーニングは断念。

代わりに電卓を採用することにしました。

電卓だとソーラー電池で充電いらず、またかさばらないのでベッドの上でも、デイルームでもどこでも気軽にできて、なかなかナイスなアイデアだと思っています。

私は左手が不自由でしたので、『こちらの問題集』を紙に書き写して、カタカタと打っていました。

最初は、全然うまくいかないんですが、毎日コツコツとやっていると次第に要領が分かってきて、スムーズにキーを打てるようになってきました。

ちなみに『私が使用していた電卓』はこちらです。

キーが大きい方が打ちやすいので選びました(楽天の電卓購入ランキングで1位だったので買ってみました)。

 

目覚めの朝は手が痺れたり、動きが悪くなります。

th_AdobeStock_94476620出典:https://saptame.jp/545

朝起きたときといいうのは人間の身体は冷えているそうです。

ですから、私は左手の動きが鈍かったり、痛かったりします。

手を温めると次第にマシにはなってきました。

健康な時は気づかなかったのですが、体に障害をもつと、そういった小さなことでも敏感に感じるものだと思います。

ですから、そのような症状が出たとしても普通なことですので、とくに心配しなくていいです。

 

1ミリでも動くのであれば回復期を過ぎても治っていきます!絶対に諦めないで!

lif16092320250016-p7出典:https://goo.gl/pFosMq

僕は脳幹出血を発症した際に左半身が不自由になってしまいました。でも幸いにしてほんの少しだけ動かすことはできました。

完全麻痺は経験したことがないので正直わかりませんが、1ミリでも自分の意思で動かすことができるのであれば、僕は回復期を過ぎても回復していくことを体験しました。

確かに回復期を過ぎると、回復期のように目立った回復はしませんが、半年とか年単位の時間軸で見てみると、良くなっているものです。

ですから、このことを信じて頑張ってみてください。

 

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レポートを作りました

脳卒中の後遺症を克服する方法は、残念ながら大学病院でも脳外科のドクターからでも学べません。もちろん書籍から学べるもというのでもありません。

脳卒中を克服した人はたくさんいますが、今のところ脳血(脳幹出血)や脳梗塞から社会復帰した実体験について学べるチャンスはほとんどありません。

僕は2つの脳の病気を克服した経験から、脳卒中の後遺症を克服する方法がおそらく世界で初めてわかりました。

そしてその方法をPDF版のレポートにまとめました。 とくに脳卒中を発症してから間もない方(発症から6ヶ月以内)のお役に立てると思います。

このレポートを読んだ方から、

「目から鱗だ!」「凄く納得できた」「これが原因だったのか・・・」といったメッセージをいただいております。

脳卒中の克服は時間との勝負です!

1日も早くから取り組むことが今後の回復度合いを決めてしまいます!
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